脇腹の肋骨の肉離れのつづき、七転八倒

前回:脇腹の肋骨の肉離れから復活したので、まずは1日目の始まりから

とにかく何が困るかというと、眠れないことと歩けないこと。いや、眠れるし歩けるのだが、非常に困難が伴う。

で、9月14日(土)。

特に歩いている最中に咳発作が起きると激痛で倒れる。文字どおり倒れ込むしかない。
歩くと上下運動で左脇腹がズキズキ痛むので、老人並のゆっくり速度で歩行。
ずっと痛みがあるので移動中常に冷や汗と脂汗が止まらない状態。
上下動するととにかく脇腹が痛い。時間の経過と共にドンドン痛みが増す。しかし歩いている最中は咳の発作がなぜか起きない。しかし痛い。
この時点で「普通の咳ではない」ということで、あれこれ調べてみた結果、「咳喘息の発作ではないか?」と推測。
というのも、前回でも見たように咳止めの薬が効かないため。それで次は「喘息発作を止めるもの」に変更して検索。もちろん手元にそんな薬はないし、買いに行くことができる状態ではないのだが、少なくとも希望は見える。
最終的にこの日はロキソニンを飲んで寝たが、それでも1時間半しか眠れず。ロキソニンが効いている最中でも咳をしたときの激痛は止まらず。
このあたりから喉のイガイガする痛みが、針を刺したかのような鋭さに変わっていき、眠れないぐらいの喉の痛みに。
睡眠不足が引き金となり、さらに体調が悪化しているわけだ。
しかも咳喘息の発作を繰り返す度に痛みが加速しており、つばを飲み込むと喉に激痛。
この激痛を引き金にして咳喘息の発作が始まり、左脇腹の肉離れが激痛。
この激痛を引き金にしてさらに咳が出て……というのを繰り返す。死の無限ループ。痛みの余り安楽死するという意味を理解しかかるレベル。
また、コップを持っている最中に発作が起き、台所の床に転がり落としてしまい、コップが粉々に。掃除をするため腰を曲げると激痛。泣きながら掃除。とにかくあらゆる動作で不意にねじれの動きが入るし、咳をしたくなると痛みの恐怖がくる感じ。
喉が痛いのは湿度のせいかと思って加湿器も導入するが何も変わらず。
今のところロキソニンで1時間ほど痛みが止まるのと、経皮鎮痛消炎剤モーラスパップという湿布が効くというのがわかっているのみ。
湿布を貼り替えるためにシャワーを浴びたところ、お湯をかけた部位の痛みが止まるため、お湯を張って湯船へ。相変わらず咳の発作は出るが、痛みが一時的に止まるので発作が単発になる。

そして9月15日(日)。

症状的に喘息発作を止める成分を含んだ薬「ミルコデ錠A」が有効そうなので、近くの市場のドラッグストア3軒を朝9時半から巡る計画を立てて、おそるおそるお出かけ。
歩きながら痛い箇所を上から手で押さえると揺れが抑えられるので痛みがゼロ、もしくはかなりマシになることを発見。
しかし咳喘息の発作が起きた直後は何をしても無駄。激痛がしばらく5~10分つづく。一度咳発作が起きると収まるまで1~2時間かかる。この間は何もできない。咳で呼吸できないのと、痛みで呼吸できないのが合わさるので、窒息したようになる。無理矢理でも呼吸しないと止まらない。無理矢理呼吸すると痛みが跳ね上がり、異常な量の汗が全身から噴き出す。
とにかく薬が必要なので、探さねば……。
しかし、3軒とも扱いなし。
これ以上歩いていられないので一度帰宅して休憩。
在庫を確認できるところとして駅向こうのウエルシア薬局が在庫ありだったが、第一類医薬品は薬剤師の説明が必要なので販売不可。ショック。
そう、今日は日曜日なのだ……。
こうなってくると、今すぐ在庫があり、なおかつ薬剤師がいるところということで、梅田のヨドバシカメラに電話したところ、在庫あり&薬剤師常駐で販売可能とのこと。行くしかない!!
そんなわけでなんと阪急電車に乗って移動することに。
移動中に咳喘息が一度だけ起きるが、水筒で水をジャバジャバとこぼしながら飲んで事なきを得る。
水が咳をしなくて済む生命線なので、行きの途中にあった梅田駅のコンビニでも水のペットボトルを予備で購入。
梅田は外国人観光客のおかげでみんながもたもたとゆっくり歩いている&エスカレーターや動く歩道などがいっぱいある&薬コーナーはヨドバシ1階なのですぐ到着してゲット可能!ありがとうヨドバシ!
そんなわけでガタンゴトンと阪急電車に揺られて帰宅。
これまでの咳止めと違って効能書きの通りに激烈に効く!
が、咳の発作が止まるわけではない……。
しかし異常なほど効能書き通りの効果だけは感じられるので、ただの「咳」ではなくやはり「咳喘息」の疑いが濃厚に。
この時点で新たに投与したのは以下の2つ

効果なし:アスクロン
効果あり:ミルコデ錠A

咳をしたときの激痛度合いは何も変わらないが、咳の強さと頻度を下げることに成功。
呼吸できるようになったため。小さい頃からずっと続いている鼻づまりが一時的に消えて無くなるので鼻呼吸できるようになるため。
ただ、相変わらず咳のしすぎで喉の痛みがドンドン激しくなる。
そして、経皮鎮痛消炎剤モーラスパップがなくなりはじめる。在庫が尽きそう。ヤバイ。
「風邪の咳ではない」
「咳喘息に似ている」
「ヒューヒューゼーゼーという喉のつまりは一切ない」
「発作の時間は極めて短い(無理矢理抑えて止められる)」
「そのうちおなかの筋肉がけいれんして我慢できなくなって、咳が止まらなくなる」
という感じ。そして睡眠不足で喉の痛みが加速。このままだと安静にできないので一向に治る気配が無く悪化している。
改めて考えると、症状的に「後鼻漏」が最も近く、この後鼻漏状態が慢性化しており、自分では全くわからないが常に喉へいろいろ落ち続け、そのせいで咳喘息が起き、細菌感染で扁桃炎などになっているのではないか?という予測。
とにもかくにも、医者に行かねば。
そんなわけで、月曜日でもやっている整形外科と呼吸器内科を調べたので翌朝一番に行くことにしたのであった……。

つづく。

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