キャンプギガジンのベータテスト開始から1か月が経過したのでこれまでの進捗&これからの予定

2024年8月5日(月)に開始してから本日9月5日(木)で大体1ヶ月が経過しました~!
ぱちぱち!(拍手の音)
(゚∇゚ノノ"☆パチパチパチ!!

みんなでせっせとGoogleに対し広告を報告しまくることでかなりGIGAZINE上の広告も良い感じに整備されてきたのではないか?という感じです。

実際のところ、迷惑広告・詐欺広告は単価が高いカテゴリに出稿されている&単価もかなり高いことが多く、GIGAZINEのサイトを支えるという意味では広告を規制し、まともでちゃんとした広告が多くなればなるほど、どんどん収益が悪化するという事態になっていきます……かなしみみ……

特に直近1年間は記事1本あたりから得られるGoogleの広告単価がめちゃくちゃ下がっており、1年前の2023年8月と2024年8月を比べると、掲載された記事本数はほぼ同じであるにもかかわらず、単価は約50%ほど低下しています。
一方で日本社会自体のインフレもどんどん進んでいるため、実質的には記事1本あたりの収益は見た目の数値よりさらに低下している状態です。

理屈としては「読者にとって邪魔になる広告を出せば出すほど収益は上がる」という状態なのですが、裏を返せば「広告単価がどんどん下がっているのでこれまで以上に多くの広告を出し続けなければならない」という悪循環に陥ることも目に見えています。

そのため、2024年8月は主にアドブロック利用者に対して寄付のお願いを行い、結果的に2024年8月の収益の約1割が寄付となり、GIGAZINEを支える柱の1つに成長しつつあることが確認できました。本当にありがとうございます!感謝感激!

これまで寄付のお願いについては過去2回アドブロック利用者を対象にしてテストを行い、さらに一般読者に対しても自社広告枠を使って1回テストを行うことでどのようなデザインのバナーであれば訴求力があるのかを確認してきました。

次回は2024年の年末年始にかけて3回目のテストを実施する予定となっています。表示する方向は大体固まってきたので、次は寄付して支援してくれた人たちの名前をクレジットして表示する仕組みを作っていく予定です。

今後のGIGAZINE運営に向けて整理すると、先ほどのような直接的な金銭的支援を含めて、以下の3つの支援方法があると定義していきます。

1:金銭的支援
2:物質的支援
3:活動的支援

それぞれ以下のようになります。

◆1:金銭的支援
今回のような1回ずつの寄付金になります。
https://gigazine.net/news/about/

1回だけの寄付だけでなく、毎月の定額での寄付、年単位での寄付についても、さらに整備していきます。
https://gigazine.net/club/

◆2:物質的支援
GIGAZINE自体を運営するために必要なもろもろの物資をAmazon欲しい物リストにまとめており、年3回のプレゼント記事掲載時に「GIGAZINEにもプレゼントして!」ということでいろいろ送ってもらっています。GIGAZINE自体の出費を削減することへダイレクトにつながっています。
https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/ls/378VT986Z3V8T?ref_=wl_share

◆3:活動的支援
記事の誤字脱字指摘がまさにGIGAZINE自体への「活動的支援」の現時点における代表的なものになっており、GIGAZINEの記事の質を上げるのに役立っています。GIGAZINEの記事は時間が経過すればするほど誤字脱字が減っていく、というわけです。

この「活動的支援」をさらに押し進めるため、実験的に「Discord」でさまざまなテストを実行していった結果、ここ、「キャンプ・ギガジン」創設へつながっています。

読者全員、そしてGIGAZINEという名のコミュニティにいるみんなのパワーを示し、ここから世界を変えるのだ!ということです。少なくとも、悪質な広告を表示すればするほど儲かるのは明らかにおかしいのだ……

そして今ここ、キャンプ・ギガジンにいる我々は少なくとも「世界を変える意志がある」と私は信じています。
なぜなら、GIGAZINEから迷惑広告・詐欺広告を消すという意志をみんなで示し、実行したからです。これが最初の一歩となり、後の歴史に刻まれるであろう……

今回の迷惑広告・詐欺広告撲滅と同じ理屈とやり方で、我々のパワーを最大化する、そのためにはみんなのチカラを1つにする必要がある、そしてそのチカラを我々一人一人が実感し、我々全員の人生を明るく照らす火を作る、そのためのキャンプ・ギガジンです。

具体的にどういう構想をしているかというのをさらに次回から順番に示していきますね~!本当はGIGAZINE20周年記念本とかで出すべきだったのですが、既に2020年から今回の件につながるもろもろがはじまっており、それどころではなかったのですー!

次→GIGAZINEのパワーの根源である「GIGAZINE読者のチカラ」

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